再エネ｢主力電源化｣を閣議決定についての感想

再エネ｢主力電源化｣の閣議決定発表時、経産省が経団連に根回しし、「あくまで《経済的に自立》という枕言葉付き」と説明し了解を得た。すなわち政府としては再エネの比率を上げるための経済的なバックアップしないという事だ。
基本計画における２０３０年の電源構成で再エネは２２～２４％と前回計画と変わらない。
政府は原発を減し、再エネを本気で増やす気がないということを公言したわけだ。
一方、震災以前２５％だった原発は２０～２２％とほぼ復活している。
世界で唯一の被爆国で、唯一の核実験被害国（福竜丸事件）で世界最大の原発事故を経験した国であるにもかかわらず、原発を後押しする国。
やっぱり原発関連の利権が日本の政治を動かしているのだろうか。