掃除屋社長が取り組んでいるM&Aでの数字のロジック
掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ
たまには役に立つ内容があるかもしれません
当社では
清掃会社
不動産会社
清掃資機材会社(M&Aした会社)
個人事業
この4つで事業を展開しております
どれも事業の柱となるように
事業展開を行っておりますが
ここ数年
非常に難しいながらも
取り組んでいるのがM&Aです
そんなM&Aですが
会社経営を承継する上で
色々と難しい検討事項が発生してきます
前回も触れたのが
掃除会社と言っても
大小様々な規模がある中で
規模が大きい会社だからといって
M&Aの際に
良い価格で会社が譲渡できるわけではない
ということです
そこに大きく影響するのが
対象会社の財務内容です
売上が数億あったとしても
赤字の会社はあります
なぜ赤字になるのか?
一番大きな要因は
固定費
ビルメン会社でよくあるパターンなのですが
業務管理社員が数人いる場合
その給与分が
粗利を上回っているケースがあります
日常現場の管理社員
定期現場の実働部隊
これらを細分化してみると
実は
社員分の給与や社保などをまかなえていない
ことが多々あるんです
それらが年々積み重なり
運転資金の借り入れもかさみ
赤字が膨らむというパターンです
加えて
こうした内製化の会社だと
消費税の負担も大きいです
外注費等が少なければ
売上に対しての
消費税の割合も大きくなります
毎月きちんと
消費税分の積み立てをしていればよいですが
意外とここも出来ていない場合が多いです
そんな経営状況が続いていると
結果的に
借入金も数千万に膨れ上がってることもあります
このような状態の会社を
承継すると考えたときに
譲渡価格は限りなくゼロに近い数字なってしまいます
そうなると最終的には
借り入れを引き継ぐかどうかという点が
譲渡条件になりますが
なかなか厳しいのが現実
しかしながら
借り入れを引き継いでも
何とかなるかなあ
というケースもあります
つづく
vol.46
【お知らせ】
当社では全国の清掃会社さん同士でつながりが持てる
連携のサポートや紹介なども行っております
それぞれで人材の応援をし合ったり
案件の対応をお願いしたりなど
実際に現在動いております
こうした取り組みに関心がある
清掃会社さんがあればご相談ください
【お知らせ2】
当社では各種清掃管理とは別に
ビルメン会社、掃除屋会社に特化した会社の
事業承継にも対応しています
当社にて事業の引継ぎや引継ぎ会社の紹介など
後継者不足であったり
なんとなく。。。事業経営をどうしようかと考えている
という事がありましたらお気軽にご相談ください
【お問い合わせフォームはこちらより】
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