洗濯機の悪臭について

バイオ関連に強い清掃用品商社の[ノーリス株式会社]が毎月配信する[ノーリス情報あれこれ]に興味深い記事がありましたので許可を得て転載させていただきます。

洗濯機の悪臭の話 最近では洗濯機の臭いを除去する為の洗濯槽クリーナーが各メーカーから発売されており、ご使用の方も多いと思います。
この洗濯機の「臭い」の原因は「カビ」だと思われていましたが、実はカビではなく、別の細菌が作る悪臭であることが日用品大手メーカー「ライオン株式会社」の分析でわかりました。  
家庭で2~15年使われた洗濯機14台の内部の空気を袋に集め、臭いの成分を調べると、生ゴミ等に含まれる硫黄化合物という物質が原因だと判明したそうです。
また、臭いがするのにカビの生えていない洗濯機が2台あったため、洗濯槽の裏側にあるネバネバした汚れを採取、遺伝子解析したところ、マイコバクテリウムという土壌や河川に広く存在する細菌の仲間だとわかりました。  
この細菌は調査した14台すべての洗濯機で見つかり、細菌を増殖させる実験では改めて硫黄化合物が増えるのを確認できたとの事です。
実際にカビの生えた洗濯槽もありましたが、臭いにはそれほど関係していないという結果になりました。
 同社で洗濯の研究をする「お洗濯マイスター」の山縣義文さんによると、この細菌は洗濯機の内部が約30度、湿度が90%以上になると増殖しやすくなるそうで、洗濯機を使った後は蓋を開けて湿気を逃がすのが予防につながるという事です。

山縣さんは「細菌はカビより増殖が早く、日ごろの手入れが大切」と話しています。
(朝日新聞デジタル2015.05.19より引用)

新製品「K-87JD」についてご紹介致します。
K-87JDは環境にやさしい浴室・ランドリールームの排水管用クリーナーです。
排水口から注ぐだけで、排水管に詰まった石鹸カス、油脂、ボディオイル、ペーパーなどを分解し、詰まりや悪臭を予防します。
(ビニール、プラスチック、木片、化学繊維等バクテリアで分解出来ない物質が原因で詰まった場合は効果が無い場合があります)
従来の製品とは異なり、劇物等を一切使用していないため、人体に安全でパイプや浄化槽を傷めません。
使用方法はボトルをよく振り、排水口に230ml(946ml ボトルの1/4)と350ml のぬるま湯を混ぜ、排水口に投入してください。
その後6 時間程度放置してください。
1 回で改善されない場合は、3~4 日連続で使用して下さい。
石鹸カス、ボディオイル対応排水管クリーナー K-87JD (946ml ¥2,800/本  4L ¥10,500/本)