風呂場のヌメリについて

「ヌメリ」のお話
よくお客様から「トイレや排水管など水の流れる場所でバイオクリーナーを使用するとバクテリアも一緒に流れてしまわないのか？」というご質問を頂きます。

確かにバクテリアは水で流れてしまうものもあるのですが、顕微鏡レベルで見ると便器や排水管の表面には凹凸が有り、そこに貼り付いて繁殖していきます。
バクテリアはエサになる汚れ、水があれば繁殖していきます。排水管、便器などはバクテリアにとっては繁殖しやすい環境にあるといえます。この様なバクテリアの繁殖しやすい現場ではより高い効果が期待出来るという事でもあります。

バクテリアは繁殖が進むと対象物の表面に被膜状に拡がっていきます。
全バクテリアの９０％以上は人間に悪影響を与えない善玉バクテリアといわれていますが、問題なのは悪玉バクテリアも善玉バクテリア同様、被膜を形成してしまいます。

悪玉菌の例としては台所の排水口、三角コーナーなどに発生する「ヌメリ」です。この「ヌメリ」は雑菌が引き起こす被膜で、悪臭を発します。

逆に善玉菌の「ヌメリ」は川の底などに沈む「石」に付着している「ヌメリ」です。こちらは善玉バクテリアの被膜で川の浄化に役立っているといわれています。

弊社で取り扱っているバクテリア製剤は善玉バクテリアを使用しています。
バクテリア製剤は「即効性が無いが、持続性が高い」と言われる所以の一つは以上の理由によるものです。

［以上　ノーリス(株)　情報あれこれ　より抜粋転記させていただきました］