赤帽病?

1ヶ月以上前から 足のかかとが痛む。
朝起床時や 歩き始めや 夕方などちょっとしたときに歩くのにそれなりのの痛みがある。
走り始めはともかく、長距離を走るのには支障がないので自然治癒を期待していたが、長引くので整形外科を訪ねた。
レントゲンを撮ったところ、かかとの骨に角状のものが出ているとの診断。 
踵骨骨棘(ショウコツコッキョク)と言う病名がついた。 これを一般的には[赤帽病]と言うのだそうだ。
赤帽と言っても今の若い人には何のことか分からないけれど 終戦後、国鉄の駅などで乗客が重い荷物を運んでくれる人がいた。今で言う有料ポーターみたいなものでちょっとした駅には必ずいたものだ。
宅急便が発達して重い荷物を運ぶことが激減し、赤帽や鉄道小荷物は姿を消したが当時は重宝したものだ。
この人が赤い帽子をかぶっていたので赤帽と呼ばれた。
国鉄職員だから革靴を履いて、重い荷物を運ぶのだからかかとに負担がかかり、かかとを痛めたらしい。
沢山の赤帽さんがこの症状を訴えたので[赤帽病]と言うらしい。
土踏まずにパッドを装着して生活しておけばそのうち治るとのことで治療も投薬もなし。