掃除屋さんの“社長労働力”を経営数字で掘り下げる

掃除屋さんの“社長労働力”を経営数字で掘り下げる
掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ
たまには役に立つ内容があるかもしれません



昨日の記事をもう少し掘下げてみます



掃除屋さんの多くは、社長自ら現場に出ることで
お客様に直接関わり、品質向上や信頼構築を実現しています。




けれども経営数字の観点では、
社長の“現場仕事”は単なる作業ではなく、
会社の最も貴重な経営資源です。




これを数字でどう捉えるかが、
掃除屋さん経営を考える上で重要なポイントになります





例えば、社長が現場で1日8時間働く場合、
もし仮に日給25,000円とします。




しかし、その25,000円稼ぐ代わりに、
現場に出ず
社長が1日中営業活動や新規契約獲得のために動いた場合、




場合によっては
数十万円規模の契約を取れる可能性もあります。




つまり、社長の労働力には
“作業単価”を超える
機会損失の視点が必要なのです。




加えて、社長の現場作業には、
現場以外の仕事とのバランス問題もあります。




経理や見積作成、スタッフ教育、仕組み化の整備など、
社長しかできない経営業務は後回しにされがち。




結果的に「目先の現場は回せても、将来的な売上が伸びない」
というジレンマに陥る掃除屋さんも少なくありません。




ここで意識したいのは、
「社長の時間単価」
を計算すること。
仮に月の利益目標が100万円、
社長が月250時間働くとすれば、
社長の時間単価は4,000円になります。




つまり、
社長が現場に出る1時間が4,000円以上の価値を生むかどうか。



ただ
この価値の換算は短期的な部分と長期的な部分の
両方の視点を持って判断する必要があります



損して得取れ的なところも時には大事ということです
(結果に結びつかないことも多々ありますが。。。)




まずはこれを数字で確認しながら、
「自分がやるべき仕事」と「誰かに任せる仕事」を見極めることが大切です。




掃除屋さんの社長は現場の第一線でも活躍しなけれならない存在ですが
一方では
本当の意味で会社を成長させるのは、
社長の労働力を“経営資源”として戦略的に使う視点なんです





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