新人研修コストを“投資”で見れるかどうか

新人研修コストを“投資”で見れるかどうか
掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ

たまには役に立つ内容があるかもしれません





「新人を入れてもすぐ辞めるし、研修にかける時間とお金がムダになる」
――清掃業界のみならずよく聞く話です





でも実は、研修コストを“ムダ”ではなく“投資”として見れるかどうかで、会社の未来が決まってきます。


新人研修コストの正体
直接コスト

教える先輩スタッフの人件費

研修に使う資材や消耗品

間接コスト

教える時間で現場効率が落ちる

社長やリーダーの管理時間が増える

この合計が「研修コスト」。

数字にすると「1人育てるのに◯万円」が見えるようになる。


よくある失敗パターン
研修コストを記録していない → だから改善できない。

即戦力と同じ目で見る → 新人の生産性は最初は30%程度。

辞められた時の損失だけを意識する → 育てることへの前向きな投資感覚が持てない。



投資で考える発想転換
1. 回収期間を数字で設定する
例:新人研修コスト=5万円
👉 「2か月で戦力化して利益を出す」=投資回収期間を明示する。

2. 成長曲線を意識する
1か月目:生産性30%

3か月目:生産性70%

6か月目:生産性100%
これを前提に計算することで「赤字期間」が見える。

3. 定着率とセットで見る
「3人に1人しか残らない」なら、コストは3倍になる。

だからこそ、定着率改善=最大の投資効率化。



新人研修コストを「消費」と見るか、「投資」と見るか。
数字で捉えられる社長だけが、

人材育成を会社の成長エンジンに変えられるんです






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